飲食店を開業する際には、保健所で「飲食店営業許可」を取得する必要があります。
その申請にあたっては、いくつかの書類を事前に準備しなければなりません。
この記事では、行政書士の立場から、営業許可申請時に必要となる書類を分かりやすく解説しています。
「何が必要かわからない」「どこで取得できるの？」といった疑問をお持ちの方は、ぜひご参考にしてください。
飲食店営業許可申請に必要な書類
飲食店営業許可を申請するためには、以下の書類が必要です。
営業許可申請書
保健所の窓口または「食品衛生申請等システム」などで入手できます。
営業者の氏名・住所、施設の所在地、業種などを記載します。
施設の構造及び設備を示す図面
厨房、手洗い場、調理台、換気扇などの配置を記した図面です。
施設が衛生基準を満たしているか確認するために必要となります。
食品衛生責任者の資格を証明するもの（食品衛生責任者手帳等）
食品衛生責任者講習の修了証や、調理師・栄養士などの有資格者であることを示す証明書を提出します。
水質検査成績書
※上水道（いわゆる水道水）を使用する場合は不要です。
井戸水や簡易水道などを利用する場合は、水が飲用可能であることを証明する検査結果が必要です。
許可申請手数料
申請には一定の手数料がかかります（例：16,000円前後が一般的）。
金額は自治体や業種により異なるため、所轄の保健所に確認してください。
登記事項証明書（法人の場合）
法人として申請する場合は、法務局で発行される「履歴事項全部証明書（登記事項証明書）」の写しが必要です。
発行から3か月以内のものを用意してください。
まとめ
飲食店営業許可の申請には、設備の図面や資格証明書など、事前に準備すべき書類が複数あります。
スムーズに申請を進めるためにも、余裕を持って準備に取りかかることをおすすめします。
当事務所では、営業許可の書類作成から申請手続きまでサポートしております。
「どこから手をつけたらよいかわからない」「忙しくて時間が取れない」といった方は、お気軽にご相談ください。
代表挨拶
行政書士藤原七海事務所の藤原です。
当事務所では飲食店営業許可の申請に向けたサポートに力をいれております。
飲食店営業許可を取得したい方、何かお困りごとがある方はお気軽にご相談ください。
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