戸籍謄本、住民票、預金通帳、在学証明書、成績証明書、登記事項証明書……。
海外のビザ申請や留学手続き、国際結婚、海外企業との契約などの場面で 公的書類の英訳 が必要になるケースは年々増えています。
こうした公的文書の翻訳を依頼しようとすると、翻訳会社・個人翻訳者・行政書士など依頼先はさまざま。
しかし、「どこに頼むのが一番安心で確実なのか?」という点について、明確に説明されている情報は意外とありません。
そこで本記事では、
- 行政書士に翻訳を依頼するメリット
- 翻訳会社・個人翻訳者との違い
- 行政書士だからこそできる対応
- 公的書類翻訳に行政書士が適している理由
を徹底的に解説します。
単なる語学力だけで行う翻訳とは異なり、行政書士が行う翻訳は 「法律・行政手続きに基づく専門翻訳」 である点が最大の特徴です。
依頼先選びの判断材料として、ぜひ参考にしてください。
1. はじめに:翻訳サービス選びで最も大切なのは「信頼性」
公的書類の翻訳は、ただ英語に訳せばよいというものではありません。
むしろ重要なのは、
- 提出先が受理する形式になっているか
- 専門用語に誤訳がないか
- 原本と翻訳文の対応が正しいか
- 誰が翻訳したか明確か
- 翻訳に「証明力」があるか
という、「正確さ」と「信頼性」です。
特に以下のような手続きでは、翻訳文の信頼性が審査結果に影響することもあります。
- ビザ(永住・配偶者・就労)申請
- 留学や奨学金の書類審査
- 海外の行政手続き
- 海外企業から求められる登記書類の提出
- 海外銀行口座開設の本人確認
だからこそ、どの専門家に依頼するかは非常に重要です。
2. 行政書士とは?翻訳者ではなく「法律・公文書の専門家」
行政書士は、行政書士法に基づいて業務を行う国家資格者で、
「官公署に提出する書類の作成・手続きの専門家」です。
行政書士が扱う書類の例
- 戸籍・住民票
- 在学証明書・成績証明書
- 会社の登記書類
- 契約書
- 公正証書
- 入管手続き書類
- 申請書類全般
つまり、公的書類の構造・意味・法律的背景に精通しています。
これは一般の翻訳者にはない強みであり、
行政書士は「公文書の専門家」としての英文翻訳ができる
という点が、依頼先選びの大きなポイントとなります。
3. 行政書士に翻訳を依頼するメリット①:国家資格者の「守秘義務」による圧倒的な安心感
翻訳を依頼する際、最も気になるのは「個人情報の取り扱い」です。
特に公的書類には、
- 本籍・家族関係
- 住所・生年月日
- 財産情報(預金残高、入出金履歴)
- 役員情報・会社データ
- 在学情報・成績
などの極めて重要な個人情報が含まれています。
行政書士には 行政書士法12条による厳格な守秘義務 が課されており、
違反すれば懲戒処分や刑事罰の対象になります。
これは、一般の翻訳会社や個人翻訳者にはない「法律に基づく情報保護」です。
● 比較すると一目瞭然
| 依頼先 | 情報管理の法的根拠 | 個人情報の保護体制 |
|---|---|---|
| 行政書士 | 行政書士法で義務化 | 厳格(法的罰則あり) |
| 翻訳会社 | 任意の社内ルール | 会社により差が大きい |
| 個人翻訳者 | なし | 仕組みが不明な場合が多い |
重要書類を預けるなら、
国家資格者に守秘義務がある行政書士が最も安全
だと言える理由がここにあります。
4. 行政書士に依頼するメリット②:官公署に提出する書類に精通している
行政書士の本業は「官公署へ提出する書類の専門家」です。
公的書類は一般的な文書と違い、独特の書式や意味を持っています。
● 公的書類の翻訳は専門知識が必須
たとえば以下のような項目は、一般の翻訳者では解釈を誤りがちです。
- 「続柄」や「除籍」の正しい訳語
- 在学証明書の学科名称の正確な表現
- 登記事項証明書の項目の意味
- 預金通帳の取引明細の扱い
- 戸籍の転記ルール
- 法律上の用語(代表取締役、登記原因など)
行政書士はこれらの背景を理解しているため、
原本の意味を間違えずに翻訳できる
という圧倒的な強みがあります。
誤訳ひとつでビザ申請が遅れたり、企業審査が通らないリスクを考えると、
このメリットは非常に大きいものです。
5. 行政書士に依頼するメリット③:翻訳証明書を行政書士名義で発行できる
海外の提出先は、単なる翻訳文ではなく
翻訳者の署名入りの「翻訳証明書(Certificate of Translation)」
を求めることが非常に多いです。
行政書士は自身の職責にもとづいて、
- 翻訳文が正確であること
- 原本に基づいて作成したこと
を証明する文書を発行できます。
これは提出先の審査で非常に強い効力を持ちます。
● 行政書士名義の証明書が強い理由
- 国家資格者の責任で発行される
- 翻訳者の資格が明確
- 行政手続きに精通しているため信頼性が高い
- 海外の機関からの受理率が高い
翻訳会社が発行する「社内ルールに基づく証明書」とは信頼度がまったく異なります。
6. 行政書士に依頼するメリット④:公証・アポスティーユにも対応できる
国によっては、翻訳文に加えて以下が必要な場合があります。
- 公証人による「翻訳者署名の認証」
- 外務省でのアポスティーユ取得(ハーグ条約加盟国)
- 大使館での領事認証(非加盟国)
これらの手続きは一般の翻訳者では対応できません。
行政書士はこれらの流れを把握しているため、
翻訳+証明+公証手続き をワンストップで案内できます。
たとえばビザ申請では、
「翻訳 → 証明書 → 公証 → アポスティーユ」
という4段階が必要な国もあるため、専門家のサポートは非常に有利です。
7. 行政書士に依頼するメリット⑤:関連手続きの相談ができる
行政書士は翻訳だけでなく、
ビザ申請・行政手続き全般に知識があるため、翻訳後の流れまでアドバイスできます。
例えば:
- 提出書類の並び順
- 必要枚数
- 追加提出の可能性
- 提出期限に間に合うスケジュール
- 原本の取得方法
- 公証・アポスティーユの要否
- 想定される審査官のチェックポイント
翻訳会社ではここまでのサポートは行えません。
行政手続きの全体像を理解している行政書士だからこそ可能な付加価値です。
8. 行政書士と翻訳会社の違いを比較
| 比較項目 | 行政書士 | 翻訳会社 |
|---|---|---|
| 情報管理 | 法的守秘義務あり | 任意のルール |
| 翻訳の専門性 | 官公署書類に精通 | 得意分野に偏りあり |
| 翻訳証明書 | 行政書士名で発行(高信頼) | 個社基準で発行(信頼度に幅) |
| 公証・アポスティーユ | 流れを理解し案内可能 | 対応不可が多い |
| 行政手続きのアドバイス | 可能 | 原則不可 |
| 書類の意味理解 | 法的背景を理解 | 語学力中心 |
| 書類不備のリスク | 低い | 依頼者側でのチェック必要 |
公的書類の翻訳は 「正しい英語」より「正しい手続き」 が重要なため、行政書士の総合力は大きな強みになります。
9. 行政書士に依頼した場合の翻訳の流れ
- 書類の写真・PDFを送付
- 翻訳範囲の確認
- 見積もり提出
- 翻訳作業(通常2〜5営業日)
- 行政書士名義の翻訳証明書を添付
- 公証やアポスティーユが必要な場合は追加案内
依頼者は必要書類を送るだけで、最終的に提出可能な書類が揃います。
10. まとめ:公的書類の翻訳は行政書士に任せるのが最も安心
公的書類の翻訳は、英語のスキルだけでは不十分です。
重要なのは次の3点です。
- 翻訳が正確であること
- 翻訳者が信頼できる資格者であること
- 提出先の要件を満たしていること
行政書士はこれらすべてを満たす唯一の専門家です。
- 国家資格による守秘義務
- 官公署書類の豊富な知識
- 翻訳証明書の発行
- 公証・アポスティーユまでのサポート
- 行政手続きへの深い理解
公的書類の翻訳で迷ったとき、
もっとも安心で確実な依頼先は 行政書士 です。
信頼性・安全性・正確性を重視するなら、行政書士への依頼を強くおすすめします。
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代表挨拶

行政書士藤原七海事務所の藤原です。
当事務所では証明書翻訳に力をいれております。
証明書翻訳に何かお困りごとがある方はお気軽にご相談ください。
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