酒類販売業の免許を取得するには登録免許税や販売管理者の研修費用、公的書類の取得費用が発生します。
それぞれの費用についてご説明します。
酒類小売業免許の場合
酒類小売業免許は以下の3つがあります。
- 一般酒類小売業免許
- 通信販売酒類小売業免許
- 特殊酒類小売業免許
これらの免許については、免許1件につき、3万円となっています。
ただし、販売場ごとの金額となっているため、同一販売場で新たな免許を取得される場合や、同一販売場で複数の免許を取得する場合でも追加の登録免許税を納付する必要はありません。
酒類卸売業免許の場合
酒類卸売業免許は以下8つがあります。
- 全酒卸売業免許
- ビール卸売業免許
- 洋酒卸売業免許
- 輸出入酒類卸売業免許
- 店頭販売酒類卸売業免許
- 協同組合員間酒類卸売業免許
- 自己商標酒類卸売業免許
- 特殊酒類卸売業免許
これらの免許については、免許1件につき、9万円となっています。
こちらについても酒類小売業免許と同様に販売場ごとの金額となっているため、同一販売場で新たな免許を取得される場合や、同一販売場で複数の免許を取得する場合でも追加の登録免許税を納付する必要はありません。
条件緩和の場合
酒類小売業免許の取得後に、その酒類小売業免許を解除(条件緩和)して酒類卸売業免許を取得する場合は、納付する登録免許税は6万円となります。
これは、酒類卸売業免許の登録免許税9万円に対して、酒類小売業免許の取得時に3万円を納付しているためです。
逆に酒類卸売業免許の取得後に、その酒類卸売業免許を解除(条件緩和)して酒類小売業免許を取得する場合は、新たに登録免許税を納付する必要はありません。
上記と同じような考えのもと、酒類卸売業免許の取得時に既に9万円を納付しているためです。
酒類販売管理者の研修費用
酒類販売業の免許取得にあたり、酒類販売管理者を選任する必要があります。
そして酒類販売管理者には研修を受講することが必要です。
酒類販売管理研修は1人当たり4千円~5千円程度かかります。
また、3年ごとに研修を受ける必要があります。
公的書類の取得費用
酒類販売業の免許取得にあたり、住民票や納税証明書等の様々な公的書類を取得する必要があります。
こちらについては3千円~5千円程度費用がかかります。
代表挨拶

行政書士藤原七海事務所の藤原です。
当事務所では酒類販売業免許の取得に向けたサポートに力をいれております。
酒類販売業免許を取得したい方、何かお困りごとがある方はお気軽にご相談ください。
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